僕は今日 リンゴの木を植える

思いついた物事とその記録

朝の記録 8月5日

何もかもが停滞している ポストの中はわけのわからないビラですぐにいっぱいになる。みんな伝えたいことが多すぎて困ってるみたいだけど、捨てても捨ててもこんなにすぐいっぱいにされたところで僕だって困る。まあ大丈夫だろうと放っておいたらどんどん絡ま…

生きているような日の記録

今日は普通の文章を書こうと思う。これまでのこのブログの文章ではどうも僕という人間が生きている気がしない。後で読み返しても気持ちが悪くなるだけだった。 最近思うのは、自分はいつの間にかこの世からいなくなっているのではないかと思う。 でもそんな…

朝起きて、食事を摂る。 人々はそれを朝食と呼ぶ。朝食べるのだから当然だろう。 朝食たちはそんなことを知っているのだろうか この家には一羽のうさぎがいる。パンのような色をした、小さなうさぎだ。 彼女は自分がその「耳」を数えられていることを知らな…

6/24 朝の記録

大事なものも大好きなものも、全部消えてしまえばいい 大事でも、大好きでもなくなってしまえばいい そう思う朝 そうなれば、なんにも悲しくないから。 一つも、悲しくない。 ものすごくシンプルだと思う。同時に、この上ない利己主義だと思う。 と、いうこ…

白昼の記録 6/23

とびきり美味しいパンが食べたい そう思い立って、家を出た。6月は終わりかけているのに、この2,3週間ほとんど雨が降った憶えがない。今日もよく晴れている。小さい子供の頃と繋いだ母の手を思いだすような空気の焼けた匂いがする、昼。 雨の方も今月は降っ…

眼球

この世界は一体何なんだ ある哲学者は、嘆く しかし、僕もそう思う この世界は何なんだ、と もう終わってしまったのか、と そのことに誰も気付かないのか、と! でも僕自身も終わってしまったことに気付けていないんだな、と… 望みを捨てたわけでも批判した…

木を植える

このままいけば僕はこの人と結婚するのかと思う この人じゃなくても、「このままいけば」結婚するのは誰でも同じか 最近はもっぱら小説を読む 小説は、改めて良い。 ためになる本、とかもうそういうのはよくなった。物語というのは何のためでもない。ただあ…

雨が降るらしい

とうとう雨が降るらしい。 6月らしくないなと思いながら過ごしながらもどこかしら晴れの続く日々には感謝していた。雨が降ると外に出るのが億劫になる。 でも雨が降る日なんて全くいらないと思っていたかというとそうでもない。 6月らしくない、なんて6月か…

ダイ

このブログにはカホと僕の身の周りの大好きな人たちが登場することがある。 ダイはその中の一人で、彼は底抜けて明るい。そしてかなりの不運の持ち主。気のせいとか偶然とかでは語れないくらいの不運の持ち主。あれだけ不運だと近寄りたくなくなってくる。で…

網膜

父親は僕が帰ってくると楽しいという。 父は少し酒に酔っていた。楽しい気分になって、ただその時の気分でそういうことを言ってくれたのかもしれない。でも彼は良い人だ。僕は父が好きだった。家族みんな、基本的には好きだ。それだけじゃなくて、一緒に仕事…

何か

僕は実際彼女のどこが気に入ったのだろう 綺麗な白い肌と小さな顔? 猫みたいな性格?(女性はみんなそうかもしれない) それでいて優しいところ? 私のどこが好き?と聞かれたらとりあえずは答えられないことはない。しかし時に冷静な自分が現れる。すると…

なんにもない場所

この部屋には本があってフェンダーのベースがあって青い絨毯と小さいテーブルがあって 窓際に炊飯器が置いてあって 金曜日にはカホが来て 夜中は住人の声で吐き気がする ただ、それだけの部屋 それを、止まることなく繰り返す空間 それ以外は、なんにもない…

闘病のようなものの記録

美味しいご飯を家で落ち着いて食べられること 大好きな本が読めること 音楽を楽しく演奏できること 聴けること 好きな人に好きと伝えられること 僕らが感謝すべきことはほんとに毎日毎日多すぎて大変だ。 でも感謝できる自分がいるならそれは誇りに思ってい…

沈んでいく船の中で「この船はいつから沈み始めたんだったか」などと考える人はいるのだろうか。 沈み始めてからずいぶん時が経ったのかもしれない。ずっと前から船は、僕達が気づかないスピードでその巨体をズブズブと海に委ねていっていたのかもしれない。…

ラベル

この人の言葉の一つ一つにきっと深い意味なんてない。僕だって、そう。普段からいつも何か特別な意識をして人と話すことなんてそんなにない。機械を使ったメッセージのやり取りであってもそれは同じ。言葉はいつも、重さなく発され消えていく。人はきっと言…

人工衛星

「スプートニクの恋人」 この文字の並びを僕は今まで何度も見た気がする。いや、実際はそんなに何度も見てないのかもしれない。ただどこで、この文字の並びを何度も見たのかをよく思い出せない。やはり本屋さんだろうか。行く先々の本屋さんの目立つところに…

協調性

人前で泣いたのはいつぶりだろう。 中学校、いや、小学校、いや、初めて幼稚園に行った日以来ではないだろうか。母と離れるのが嫌で泣いていた日。すると先生が絵本を読んでくれた、いつの間にか泣くのを忘れていたあの日。本の内容は赤鬼と青鬼が最後には仲…